掲載スクールについて

ここでは海外大学院サーチでも掲載スクール(サーチ対象校)のピックアップの参考にしている世界有数の大学ランキング及び海外名門大学連合について解説しています。

■海外大学ランキング

The US News (USA)
US News はUSニューズ&ワールド・レポート社によって発行されるアメリカの日刊紙としては3番目の発行部数を誇ります。また1983年から開始された大学ランキングは全米の大学を分野別に上位40校の一覧を発表します。主な審査基準は、1)ビジネススクールが他校のプログラムを評価、2)企業採用担当者(人事部)の評価、3)卒業生の給与やボーナス、4)卒業生の内定率、5)MBAコース入学者のGMAT及びGPAの平均値などで毎年審査が行われランク付けされます。
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Financial TImes (USA)
Financial TimesはAACSB (The Association to Advance Collegiate School of Business)が認定する156校のビジネススクールを対象としています。ランキングは現在アメリカ国内、ヨーロッパ内、アジア内、カナダ国内別にMBAコースのランキングを発表しています。ランキングの審査は、主に1)卒業生の給与、2)卒業前との昇給率が主な基準で、その他3)卒業後のキャリアゴールの達成度や昇進、昇給率、4)卒業後3ヶ月以内の内定率などMBAコースが及ぼすキャリアへの貢献度を主に審査基準としています。上記のように主にMBAコースが卒業生に及ぼすキャリアへの貢献度を卒業生に行うアンケートや独自の調査などでデータ化しランキングを発表します。キャリアへの貢献度を主に審査対象としていますので、MBAコースのキャリアへの投資効果を計るなら最適のランキングと言えます。
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Times Higher Education, World University Ranking (World)
イギリスのタイムズ(Times)が新聞の付録冊子として毎年秋に発行している高等教育情報誌であるhe Times Higher Education Supplement(The Times Higher) が2004年から始めたWorld University Rankings(世界の大学ランキング)は毎年発表され数少ない世界の大学ランキング(もちろん日本の大学も含む)なので毎年非常に話題になる。また審査方は研究者の評価、教員一人当たりの被論文引用数、就職力、国際性(外国人教員比率、外国人学生比率)、教員数と学生数の比率で評価しています。
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The Sunday Times, Good University Guide (UK)
1966年創業の毎週日曜日に発行される英国国内の週間新聞です。同じニューズコーポレーションの参加である日刊Timesと混同されることが多いですが、The Sunday Timesとは異なった基準で大学のランキングを公表しています。Times Higher Educationがワールドランキングを発表するのに対し、The Sunday Timesはイギリス国内の全大学を対象に法律、ビジネス等分野別に細かくランキングしているのが特徴です。The Sunday Timesのランキングは、「学生満足度」、「教育の質」、「研究の質」、「入学試験のポイント」、「就職状況」、「卒業時の成績」、「学生と教員の割合」、「退学の割合」を指標として調査しています。
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ARWU: Academic Ranking of World Universities (World)
上海交通大学の高等教育研究所が毎年発表する世界の大学ランキングです。中国の大学が世界の大学と比べてどのくらいのギャップがあるのかを示すため、同大が2003年から毎年行っています。ノーベル賞などの受賞者数、「ネイチャー」や「サイエンス」といった学術誌に引用された論文数などで順位を決定しています。全世界の大学を対象とした大学ランキングが非常に珍しいので毎年話題になりますが、法律、科学等分野別にワールドランキングを発表している唯一の大学ランキングになります。
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Maclean’s Universities Ranking (Canada)
Maclean’sとは1905年創刊のカナダで発行されている週刊誌です。北米でもアメリカに比べると大学ランキングが非常に少ないカナダにあって信憑性のある貴重なランキングを言えます。ランキングの他にもMaclean’s Guide to Canadian Universitiesというカナダの大学情報誌を毎年発行しており、Maclean’s University Rankingはカナダ国内で唯一信用できる大学院ランキングになる。ランキング学部、大学院(研究機関)に別れて発表されているので、特に大学院進学を目指す方には有意義が情報となる。調査方法は新入生の高校平均成績、大学のクラスサイズ、大学教授の博士号保持率、大学予算、図書館の蔵書数や利便性、地域の評価など様々な視点で順位が決定されています。
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■海外名門大学連合

Ivy League・アイビーリーグ (USA)
アイビー・リーグ(Ivy League)はアメリカ東部の名門私立大学8校から成る大学連盟です。アイビー・リーグ大学連盟参加校は全て入学も最難関であり、世界中から優秀な学生が集まってきます。また入学難易度が非常に高いだけでなく、学費、滞在費(学生寮費)なども世界トップクラスを誇ります。学費、学生寮費だけで年間600〜800万円程度かかるため、学費の面でも入学が非常に困難ですが、合格した場合家庭の収入に応じて奨学金を授与されるため全ての学生に平等に門戸が開かれています。またアイビー・リーグ大学連盟の卒業生はアイビー・リーガーと呼ばれ世界各国広がった人脈で結ばれることができます。
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University of London・ロンドン大学連合 (UK)
1836年に創立したロンドン大学は、現在では様々な所属カレッジで構成されています。現在では19のカレッジと12の高等研究機関で構成されており、各カレッジはそれぞれ入学審査や学校運営を行っていることから、個別の独立したカレッジとして扱われています。そういったロンドン大学所属カレッジ群を総称してロンドン大学連合と呼ばれます。特にロンドン大学連盟所属カレッジで最も歴史のあるユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)とキングス・カレッジ・ロンドン(KCL)は有名ですが、その他のカレッジもそれぞれの得意分野で全てトップスクールにランクされています。イギリス大学院留学を目指すなら、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学群は外すことができない選択肢と言えるでしょう。
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Russell Group・ラッセルグループ (Canada)
ラッセル・グループとは、イギリスの名門高等研究機関で構成される大学連盟です。20校のイギリス国内の研究志向が非常に強い大学で構成され、イギリス国内の研究費の大半をこの20校で占めていると言われるほどイギリス国内での影響力は強いと言えます。また、ラッセル・グループ内で更に下記5校は最も研究志向が強い大学として有名です。
加盟校:オックスフォード大学 ケンブリッジ大学 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE) インペリアル・カレッジ・ロンドン ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL)
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The Group of Eight・グループ8 (Australia)
オーストラリア8大学は、オーストラリアの名門大学8校から成る大学連盟です。1999年に結成後学生の相互交流、合同シンポジウムの開催、政府への政策提言を行っています。また8大学の中でもオーストラリアで最古の大学であるシドニー大学、2番目に古いメルボルン大学、またオーストラリアの首都キャンベラの中心地に位置するオーストラリア国立大学は特に有名です。オーストラリア大学院留学を目指す場合は、まずこのグループエイト所属の8大学を目指すべきでしょう。
加盟校: アデレード大学 オーストラリア国立大学 メルボルン大学 モナシュ大学 ニューサウスウェールズ大学 クイーンズランド大学 シドニー大学 西オーストラリア大学
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